交通安全週間などのときは、小学生でも交通安全ポスターを書くときもあるでしょう。
ここでは、小学生の交通安全ポスターの書き方についてご紹介します。
交通安全ポスターのモチーフを考える
モチーフ、文字、構図が、交通安全ポスターを構成する要素になります。
配色がこれにプラスされて、交通安全ポスターになります。
基本的に、このような要素で町の中にあるような交通安全ポスターは成立しています。
まず、交通安全ポスターのモチーフから検討しましょう。
モチーフというのは、主なテーマのことです。
まず、交通安全についてイメージすることをリストアップしてみましょう。
しかし、交通安全についてイメージするのはなかなか難しいかもしれません。
このようなときは、過去の交通安全ポスターを参考にしましょう。
過去の交通安全のポスターは、モチーフや構図、配色など参考になるものがいろいろあります。
なお、過去の交通安全ポスターについては、ネットなどでいろいろ紹介されているため参考にしましょう。
また、基本的に過去の交通安全ポスターはサンプルです。
そのまま使用すれば盗作になるため注意しましょう。
交通安全ポスターの文字を考える
次に、交通安全ポスターの文字を考えます。
交通安全ポスターに書く文字は、モチーフに関係する標語にしたり、文字を書くのは自由にしたりしているときもあります。
文字を書くのが自由なときは楽に考えられがちですが、文字がないときは画力でアピールする必要があるためかえって難しくなります。
交通安全ポスターには文字を書く方が、テーマがよく伝わるようになるためおすすめです。
交通安全ポスターの文字は、最も標語にするのがわかりやすくなります。
標語も難しく考える必要はありません。
交通安全でイメージする言葉をリストアップしてみましょう。
リストアップした言葉を、パズルのように組み合わせます。
なお、交通安全でイメージする言葉については、ネットなどで紹介されているため参考にしてください。
このような言葉を組み合わせて、交通安全の標語を作ります。
例えば、次のように、基本的に七五調にしてリズミカルに作ると問題ありません。
「あぶないよ そんなに急ぐと 事故のもと」
「少しだけ その誘惑が まねく事故」
このような交通安全の標語は、パズルを家族と一緒に楽しむようにするとすぐにできるでしょう。
交通安全標語の作り方
モチーフを書く練習をする
先にモチーフについてご紹介しましたが、どのようなことイメージしたでしょうか?
交通安全ポスターには、自転車と自動車がモチーフとしてほとんど登場します。
そのため、交通安全ポスターの自動車と自転車を書く練習をします。
また、交通安全ポスターであるため、法律の交通法規も大きく関係してきます。
このようなことに注意しながら、モチーフを書く練習をしてみましょう。
法律に違反するようなものを書くと、すぐに失格になるため注意しましょう。
交通安全ポスターの募集要項には、相当詳しく書かれているためよく読んでみましょう。
なお、交通安全ポスターについては、次のようなものなどがあるため参考にしてください。
イラストで書いているためわかりやすくなっています。
・全国小・中学生書道・交通安全ポスターコンクール(JA共済主催)のホームページ。
構図を決める
次に、交通安全ポスターの構図を決めます。
構図は、交通安全ポスターのポイントになるため十分に検討しましょう。
まず、使わないような紙を準備します。
バランスを把握するために、交通安全ポスターと同じような大きさのものがおすすめです。
練習で書いたモチーフを切り取って、先に準備した使わない紙の上に置きます。
文字のサイズや脇役と主役のバランスを見ながら置いていきますが、一人ではこれは相当難しいため家族と一緒にやりましょう。
先にご紹介した過去の交通安全ポスターも参考にしましょう。
配色を決定する
次に配色を決定します。
実際に交通安全ポスターを書く前に配色を決定しておく方が、後から楽になります。
構図を決定した下書きをいくつかコピーしましょう。
コピーしたものに、色を簡単に塗ってください。
配色を決定するときのコツとしては、次のようなものが挙げられます。
過去の交通安全ポスターには、色としてよく使われているものがあります。
これを参考にしながら、自分の交通安全ポスターに取り込みましょう。
色を使い過ぎれば見にくくなるため、4色までにすると見やすくてスッキリします。
背景、脇役、主役、文字で4色になります。
また、交通安全ポスターは交通安全をアピールすることであるため、これも意識しましょう。
このようなことで、小学生でも交通安全ポスターが書けるでしょう。