環境ポスターの書き方とは?
ここでは、環境ポスターの書き方についてご紹介します。
まず、環境ポスターはどのようなテーマにするかを決定します。
テーマを決定することは、環境ポスターだけでなく、ポスターを書くときには必要なことです。
自分はどのようなこと書きたいか、得意なのはどのようなことを書くかなど、自分が書きやすいテーマを決定しましょう。
それほど難しく考えないで、シンプルなものがおすすめです。
順序立てて次のように考えていけば、下書きも容易になります。
どのようなテーマにするか
テーマとしては、環境破壊への警告、緑化の大切さ、動植物との共存などが挙げられます。
どのようなことをメインにするか
例えば、植物、動物、人物などが挙げられます。
どのようなレイアウトするか
テーマに合うようなレイアウト、色のバランスを考えます。
テーマとして緑化の大切さにしたときは、植物をメインにして書きます。
植物の緑をメインにして、水や空などの青色、花などの赤色や黄色を散りばめると、非常に華やかな環境ポスターになります。
さらに、虫や鳥、小動物などもプラスすれば、より充実した環境ポスターになります。
クレヨンや絵の具をいきなり使用しないで、鉛筆でまず下書きをしましょう。
考えたデザイン案をベースにして、全体の画用紙を使用するようにしてレイアウトします。
環境ポスターの下書きは、次のようなことに注意しましょう。
弱めの筆圧にする
鉛筆の跡が下書きを消すときに残って汚くならないようにします。
黄色や茶色、水色の色鉛筆で下書きをする
このようにすると、鉛筆の跡が見えにくくなります。
動物や植物は、写真や図鑑を見ながら詳細に書けば、説得力がよりあります。
骨格の捉え方が動物や虫は難しいため、十分に観察して書きましょう。
下書きのときは、書き直しが何回かできるため、納得できるまで書きましょう。
環境ポスターの下書きができれば、 次に色を付けます。
水彩絵の具を使うときは、次のように色を付けます。
大きな空や大木などから色を塗る
濃い色をいきなり塗らないで、薄い色を明るい箇所から色を付けます。
濃い色をだんだん塗る
濃い色を一度塗れば、薄い色を塗れないため注意しましょう。
細かい箇所を書く
グラデーションを色の濃淡で作ったり、背景を水のみをつけた筆でぼかしたりするなど、水彩絵の具ならではのテクニックを使うのもいいでしょう。
時間があるときは、全体の画用紙に水を霧吹きなどで付けて乾燥してから、絵の具を塗りましょう。
丸く画用紙がなりにくくなります。
クレヨンを使うときは、次のように色を付けます。
色を大まかに置いて、形を整えながら、ハイライトや影を入れて、細かい箇所を書きます。
クレヨンは、タッチが角度や筆圧を変えるのみでも変わります。
中学生のときは、表現としてより高度なものもできるでしょう。
例えば、絵の具のように綿棒や指でぼかすなどによって、非常に表現の幅は拡大します。
環境ポスターの書き方のコツとは?
ここでは、環境ポスターの書き方のコツについてご紹介します。
まず、小学生の環境ポスターの書き方のコツについてご紹介します。
画用紙全体に書く
余白がないように、画用紙全体に書くと、環境ポスターがダイナミックなものになります。
塗り残さないようにする
塗り残しがあれば出来上がっていないように見えるため、塗り残さないようにしっかり塗りましょう。
メッセージ性が擬人化で出る
顔を木、太陽、花などに書いて擬人化すれば、メッセージ性が環境ポスターに出ます。
例えば、森林伐採に対する警告のときは、木が泣いているようにします。
植物の大事さのときは、花が笑っているようにします。
次に、中学生の環境ポスターの書き方のコツについてご紹介します。
中学生のときは、細かい絵のタッチや技術が要求されます。
アピールする箇所を決定する
アピールする箇所をテーマに沿って、例えば、木、森、人、動物などを決定します。
細かく書く
葉の葉脈や、人の手、鳥の羽根など、しっかりと細部を書くと、厚みが絵に出ます。
環境ポスターに利用できる技術とは?
ここでは環境ポスターに利用できる技術についてご紹介します。
木を水彩絵の具で書くときのポイントとしては、次のようなものがあります。
- 絵の具は筆にちょっとずつ取って使用する
- 色を混ぜるときは、ちょっとずつ様子を見ながら混ぜる
- 絵の具は葉っぱの動きが出るように置いていく
ベタ塗りすれば平面のようになってしまいます。
- 柔らかい葉っぱを意識して書く
- 硬さを幹・枝は意識して書く
- グリーンのバリエーションを出したいときは、グリーンにレッドやブルーをちょっと混ぜる
深みがあるグリーンになります。
環境標語の作り方